オリックス岡田彰布監督(52)が8日、大阪市内のオリックス本社を訪れ、宮内義彦オーナー(75)に今季の報告を行った。終盤までクライマックスシリーズ(CS)進出を争い、最終的には5位に終わった。岡田監督は「あまり勝ち負けの話はしなかった」と会談の中身を明かし「優勝できず、CSに行けなかった理由というか、今年の戦力分析、選手の特徴などを話した」という。

 宮内オーナーも「パ・リーグは非常に混戦だった。おそらく戦力に(他球団と)大きな隔たりはなかった。最後のところで少しずつ弱かった」と振り返った。また、来季以降について「来年チームをいい形にしてもらって、さらに上に上にという動きができるなら、オーナーとしては監督にずっとやってもらいたい」と、岡田監督に長期的なチーム強化を期待していた。

 [2010年10月8日18時22分]ソーシャルブックマーク