プロ野球楽天の来季監督に、阪神と中日をリーグ優勝に導き、2008年の北京五輪日本代表監督を務めた星野仙一氏(63)が就任することが、21日までに決まった。星野氏はシニアディレクター(SD)を務めていた阪神の退団を表明した19日に神戸市内で楽天側と就任へ大筋で合意。週明けにも正式に発表され、27日に仙台市内のホテルで記者会見に臨む。

 星野氏は阪神の退団記者会見で「ここ1、2年、無性に野球がしたくなった。わたしは野球人なんだな、と思った。新しい人生を突っ走ろうと思っている」と話し、再びユニホームを着る意欲を示した。今季、最下位に終わった楽天はマーティー・ブラウン監督を1年で解任。星野氏を新監督候補として一本化していた。

 [2010年10月21日23時8分]ソーシャルブックマーク