楽天田淵幸一ヘッド兼打撃コーチ(64)が5日、「マー君呼び名論争」について持論を展開した。前日、星野仙一監督(63)が「重みがない」と田中将大投手(22)の愛称・マー君の卒業を求めた。田淵ヘッドは「オレは『●●ちゃん』がいいと思う。現役時代は『ぶっちゃん』と呼ばれていたんだ」と意外なアプローチ。「石原裕次郎は『裕ちゃん』で早大斎藤は『佑ちゃん』。上品だし、『ちゃん』は普遍性がある」と続けた。法大時代「神宮の貴公子」と呼ばれた田淵ヘッド。誰からも愛される人柄らしく「たくさんニックネームがあったよ。キリン、カモシカ、電信柱…。スリムだったから」と笑わせた。

 [2010年11月5日23時33分]ソーシャルブックマーク