<オリックス3-2日本ハム>◇3日◇京セラドーム大阪

 日本ハム斎藤佑樹投手(23)が粘投実らず3敗目を喫した。1回に2点の援護をもらったが3回に2失策が絡み、一挙3失点で逆転を許した。そのまま1点ビハインドの7回1死二塁のピンチを招いたところで降板。6回1/3を8安打で3失点も、自責点0とまずまずの内容だった。「ボール自体もそうですし、投げている自分の感覚も決して悪くはなかったです。3回は厳しいところに飛ぶ打球が多かったなと思います」と、けなげに自分を責めた。

 2回以降は沈黙した打線の援護もなく黒星。梨田昌孝監督(58)も内容を評価し、賛辞を送った。立ち上がりは不安定だったが、トータルで「十分。エラーで点を取られても顔色を変えずに投げていたのは大したもの」と及第点をつけていた。