<巨人7-2中日>◇14日◇東京ドーム

 巨人沢村拓一投手(23)が完投で11勝目を挙げた。原辰徳監督(53)の沢村評は以下の通り。

 見事ですね。立ち上がり1点は取られましたけど、無四球ですよね。テンポもよく、大量点に気を緩めることもなく、しっかり投げてくれた。日々、成長してくれている。何の疑いもなく自分を出そうとしている。素晴らしいですね。(200イニングも近い)そうですね。どういう形になるか分かりませんけど、彼が今まで全力で1年間チームに対して貢献してくれていると、いう風に思います。(対中日2連勝)2試合というか3試合というかね。他の投手も大いに見習うところもある気がしますね。しかし、価値ある今日の投球、勝ちだと思います。(200イニング近く投げる投手の存在は大きい?)すごく大きいですね。彼の場合、新戦力という形でね。まったくゼロだったのが200イニングを埋めて、そして、防御率もしかり、勝ち星もしかりという部分においてはね、大変な戦力になっていますね。(中継ぎで200イニング達成も?)いろいろ詮索して下さい。しかしジャイアンツは、彼に200イニングを投げさせるためにではなく、チームが勝つためにみんながプレーしている。