ソフトバンクからFA宣言した杉内俊哉投手(31)が8日、東京都内のホテルで巨人と初交渉を行った。杉内の代理人の酒井辰馬弁護士(45)によると年俸固定制の4年契約を提示された。交渉中に巨人原辰徳監督(53)から直接、電話で口説かれたという。杉内は「伝統のある球団というのを感じた。その他はたわいもない話もした。後悔がないようにしたい」と終始、笑顔で話した。酒井弁護士は「この上ない評価をしてもらった。ただ、巨人に入団する場合は思い入れのある福岡を捨てて行くわけだから、その部分は受け止めてほしいと要望した」と冷静に話した。