ヤクルトの2軍が本拠地とする戸田球場の改修が決まった。衣笠剛球団社長(62)が20日、本社の根岸孝成社長(63)とともに施設の状況などをチェックしてまわった。2月からの工事予定箇所は外野フェンス、両軍のブルペンとビジターロッカー、人工芝の一部とアンツーカーのデコボコ部分。さらに、これまでなかった女子トイレを設置し、バックネット裏スタンドも改修して、観戦しやすくする。

 河川敷のため5月から10月までは工事ができない決まりになっており、11月には左翼に防球ネットを建てることも決まった。雪の舞う中、視察団に説明した真中満2軍監督(41)は「衣笠社長の行動力はすごい。環境が良くなるのは楽しみ」と期待した。