巨人宮崎春季キャンプ第3クール3日目の13日は、降雨のため予定されていた紅白戦が中止となった。14日に行われる。終日、室内ドームでの練習で、疲労の蓄積などを考慮し、居残りメニューは行われなかった。

 宮国椋丞投手(19)はブルペンで投げ込みを行った。「下半身の使い方を特に意識して投げた」とテーマを設定した57球。カット軌道の直球が徐々に修正され、40球すぎから非常にきれいなラインの直球を続けた。「秋キャンプのフォームが、徐々に出来るようになってきた。少しずつ順調に来ています。周りに人が多かったが、逆に集中して投げることが出来ました」と話した。

 後ろから投球を見た原辰徳監督(53)は「メリハリの利いた、いいボールだった。ああいうピッチングなら、どういう結果になっても納得いきます」と、実戦登板でのパフォーマンスに期待した。