腰痛が悪化しているソフトバンク小久保裕紀内野手(40)が24日、通算2000安打まであと1本で迎える25日からの阪神2連戦(福岡ヤフードーム)について「出るか出ないかは、あした決める」と話し、25日の試合前に出、欠場を判断するとした。

 この日は本拠地福岡ヤフードームで全体練習が行われたが、小久保は参加せずに治療などに専念した。秋山幸二監督(50)は「状態はよくない。(試合に)出る方向ではあるけれど、まだ分からない」と含みを持たせた。

 大記録まであと3本として臨んだ本拠地での広島戦で、22日に2安打を放ったものの、痛み止めを使って強行出場した23日は無安打だった。腰をかばうような重い足取りだったが「心が折れたら百パーセント出られない。奇跡が起こることを信じたい」と気丈に話した。