<広島9-4ヤクルト>◇7日◇マツダスタジアム

 広島ブライアン・バリントン投手(31)が、1カ月ぶりの4勝目を挙げた。2回に2点を先制されたが、直後に6点の援護をもらうと立ち直った。今季最多の117球を投げ、自己最多タイの10三振を奪うなど8回6安打3失点(自責2)の力投で、6月10日オリックス戦(マツダスタジアム)以来の白星を手にした。「2回に点を取られてフラストレーションがたまったけど、6点が大きかった。自分の投球をしないといけないとスイッチが入った」と打線の援護に感謝。自身も3回2死二塁から、中越えの適時二塁打を放ち、バットでも勝利に貢献した。