ソフトバンクは15日、国内フリーエージェント(FA)権を行使したオリックス寺原隼人投手(29)と神戸市内のホテルで入団交渉を行った。

 交渉解禁日の速攻アタックで、3年契約の年俸総額4億円の条件提示をしたとみられ、背番号11も提案。寺原は「僕も九州の人間ですし、それに今年の成績が全然(良くない)なのに声をかけてもらい、僕の中では大きい」と古巣からのアプローチに感謝した。

 交渉を終えた石渡茂編成・育成部長(64)は「ぜひ君の力を借りて日本一奪還に向けてと伝えると、(感触は)『任せてください』という風に思えました。30歳に差しかかり、一番いい時期。若手にいい影響を与えてもらい、投手のリーダーとしてやってほしい」と手応えを口にした。

 オリックスの2年2億円を上回る条件で、他に交渉に名乗りを上げている球団もなく、ソフトバンク入団は決定的な流れ。寺原は「オリックスとも1度、話をする予定ですし、じっくり考えて結論を出したい」とし、オリックスとの交渉後、態度を表明する見込みだ。