<オープン戦:広島1-7阪神>◇21日◇倉敷

 広島大竹寛投手(29)が開幕準備OKだ。この日の阪神戦で先発。ストレートが走らず苦心しながら、ピンチを最少失点で切り抜けて5回2失点でまとめた。

 大竹は「腕が振れていなかったので、その中で丁寧にコース、高さに気をつけて投げました」と話した。野村謙二郎監督(46)も「ストレートが走らない中で試合をつくった。心配はしていないよ」と全幅の信頼を寄せる。オープン戦の登板はこれで終了。週明けのウエスタン・リーグに調整登板し、開幕2カード目のヤクルト戦に備える。