<DeNA1-2西武>◇29日◇横浜

 今季3度目の先発となったDeNA鄭凱文投手(24)が試合を作った。

 課題の初回を3者凡退で切り抜け、5回を3安打1失点にまとめる力投。それでも「立ち上がりは何も考えず、キャッチャーのリード通りに投げたので、いいスタートが切れました。ただ2回は失投でヒットを許してしまい、そこから先制点を奪われてしまった。今は悔しさだけが残っています」と、先制を許した2回の投球を悔やんだ。

 友利投手コーチは「課題の立ち上がりで大量失点しなかった。5回投げてくれたのは収穫。この投球が標準になってくれればいい」と評した。