中日高木守道監督(71)が30日、現役最年長野手の山崎武司内野手(44)を6月2日からの楽天2連戦(Kスタ宮城)でスタメン起用する可能性を示した。

 「特別な思いがあるだろうからね。出してやらんとね」。相手は古巣で、舞台は楽天創設時から7年間暮らした仙台。代打逆転サヨナラ安打を放った17日のナゴヤドームでの対戦では、負けた楽天ファンも拍手を送るなど、今なお愛されている男の里帰りに花を添えるつもりだ。山崎も昨年の中日移籍時から「仙台でホームランを打つことが夢」と話しており、盛り上がる2連戦になりそうだ。