中日ダニエル・カブレラ投手(32)が6日、名古屋市内の病院で磁気共鳴画像装置(MRI)などによる左脇腹の精密検査を受け、左第11肋骨(ろっこつ)骨折と診断され、出場選手登録を抹消された。

 骨が完全につくまで4~6週間を要する見込みで、前半戦の復帰は絶望となった。カブレラは5日オリックス戦(ナゴヤドーム)に先発したが、5回途中で左脇腹に「何かが刺さったような痛み」を訴えて緊急降板していた。藤田チーフトレーナーは「スイングした際に痛めたようです」と説明。2回の打席で空振りしたことが発端で、違和感を感じながらの投球だったようだ。