<ソフトバンク2-3西武>◇4日◇ヤフオクドーム

 西武渡辺久信監督(48)が、執念の采配でソフトバンク戦の敵地での連敗を7で止めた。

 1点リードの8回2死二塁、先発岸孝之投手(28)から増田達至投手(25)にスイッチ。前日3日に松田に逆転2ランを浴びた増田は内川を遊ゴロに抑え、ピンチを脱した。9回2死二塁には守護神涌井秀章投手(27)からランディ・ウィリアムス投手(37)に代え、1点のリードを守りきった。直接、マウンドに足を運んだ渡辺監督は「(涌井)本人は当然いくつもりだっただろうけど、今日の試合の意味を考えて、納得させるためにマウンドに行った」と話した。