<ヤクルト4-2DeNA>◇29日◇神宮

 DeNAトニ・ブランコ内野手(33)が、打点王争いでトップを堅持した。

 3点を追う6回1死二、三塁から左前に2点適時打を放った。「ランナーが2人いたので、何とか返そうと思っていました。小川は相変わらず良い投手でしたが、インコースのストレートを打つことができました。ランナーを返せて良かったです」と満足そう。2打点を稼いだヤクルト・バレンティンとは試合前の2差をキープ。

 中畑監督も「意地を見せたね。バレンティンに対するね。あの2点は元気をくれた」と褒めたたえた。残り4試合。ブランコが打つ限り、最後まで4位浮上は諦めない。