<アジアシリーズ:楽天1-4統一>◇19日◇準決勝◇台中

 楽天が敗れ、決勝進出を逃した。1回、先発宮川が味方の失策から3点を失った。打線は、相手の先発フィゲロアに4安打1得点に抑えられ、完投を許した。

 日本のチームが決勝に進めなかったのは、アジアシリーズ7度目で初めて。試合後の会見で、星野仙一監督(66)は「不満なところが多いから負けたわけで、負けたから不満です」と悔しさをにじませた。台湾メディアから、アジアシリーズ発展のための提言を求められると「難しい話だ。日本シリーズが終わって随分、時間がたっている。これから、台湾の野球はどんどん盛んになって、出直して、良いチームもいっぱい出ている。日本と競い合って、お互い力をつければいいと思います」と答えた。