巨人ドラフト1位小林誠司捕手(24=日本生命)が14日、高い視覚能力を見せつけた。新人合同自主トレ第2クールの2日目、午後からのビジョントレーニングで40点満点中、34点で新人8人中1位となった。

 8種目の測定のうち、コントラスト感度(対象物を見極める能力)、眼球運動(自由に目を動かせる力)、瞬間視(瞬時に物事を判断する能力)の3種目で満点をマーク。測定に立ち会った真下(ましも)一策医師(68)を「捕手として、必要な項目が特に成績が良かった」とうならせた。小林は「体で追うのと、目で追うのでは全然違いました。まだまだですよ。目の持つ力は奥が深い」と感動した様子だった。