阪神関本賢太郎内野手(35)が新打法でレギュラー獲得を目指す。15日、沖縄・宜野座村で自主トレを実施。宜野座ドームでは精力的にマシン打撃に取り組んだ。

 今オフは打撃フォームを改造。これまではテークバックした際にグリップがグッと下がっていたが、スムーズな動きになるよう試みている。「無駄な動きをなくして、シンプルにいきたい。無駄が多すぎるのは分かっていた。他の人より特殊な打ち方。ボールの食い付き方が納得いく」と手応えもつかむ。

 昨季、西岡とともにナインが本塁打を放った際にベンチ前で祝福する「グラティ」のポーズを考案。存続を検討しているが「それに代わる何かがあればやりたい。上本に任せます。いまのところ(アイデアは)ない。自然にできあがったらいい」と話した。

 今季はプロ18年目。「全試合に出るつもりでやってます。最後まで優勝争いをして、最後の最後に抜け出したい。(開幕巨人戦の)最初が肝心。最初に嫌なイメージを植えつけたい」と意気込んだ。