広島が“惨デー・マツダ”の呪縛をようやく解いた。

3点を先制された直後の1回裏、4番小園の適時打で今季23回無得点だった日曜日のマツダスタジアムで初得点を刻んだ。さらに2死一、二塁から、3年目の末包昇大外野手(27)が、巨人高橋礼から左中間へ1号逆転3ラン。昨季11本塁打のうち、巨人戦で6本という巨人キラーが今季も本領を発揮。「バッティング練習がよかったので、今日はいけそうな気がしていた」と予感通りの結果に笑顔だ。

末包は今季、キャンプ前に左膝半月板を痛め、開幕1軍から外れた。結果も出ず苦しんでいた4月末、自主トレをともにしたカブス鈴木に電話。「上体より下半身が大事だ」などの助言をもらい「そこから下半身中心に考えるようにした」。8日に今季初昇格を果たすと、松山遠征で同じ右のスラッガー、ヤクルト・サンタナの体の使い方などに注目。練習に取り入れ、結果に結びつけた。

チームは今季初の同一カード3連勝で2位に浮上。21日からは本拠地で1・5差で追う首位阪神を迎え撃つ。「投手陣が頑張っている。点を取って楽な展開で投げさせてあげたい」。コイの大砲は、トラ相手にも大暴れする。【高垣誠】

▼広島林(4回に今季初打点の適時打)「ああいう場面で打てたことはこれからの励みになると思います。生かしていければと思います」

▼広島森浦(6回無死一、二塁で救援し3者連続三振)「アウト1個ずつ早く取りたいなと思って投げてました。(状態も)徐々に上がってきて、体もよく動くので、いい感じできています」

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