ヤクルト館山昌平投手(32)と石川雅規投手(34)が23日、ハワイ自主トレから成田着の飛行機で帰国した。

 館山は昨年4月に2度目の右ひじ内側側副靱帯(じんたい)再建手術と6月には股関節の関節唇修復手術を受け、登板わずか2試合で未勝利に終わり、今季に復活をかけている。

 ハワイは12月2日から約2カ月弱の間に、ブルペン入りが10回。捕手を座らせ連投を含めて4回、50球までの投げ込みを行った。「7割ぐらいの力で投げても何の問題もなかった。(開幕投手は)勝負できる状態まで持っていけそう。みんなと競っていきたい」と意欲を見せた。

 石川は80~90メートルの遠投を中心に肩作りを行ってきた。「肩の状態はすごくよかった。いつでもブルペンで投げられる。ボクは初日からアピールしないといけない立場」と、6勝9敗に終わった昨季からの巻き返しを誓っていた。