米国時間24日に日本への渡航が許可されたヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)について、衣笠剛球団社長(65)が25日、都内の球団事務所で公式見解を発表した。

 この場で「ビザの件ですが、実は皆さんにはまだ取得していないと申し上げておりましたが、すでに取得しております。弁護士の方からしばらくは伏せておいてくれとご指示がありました」と、すでに23日にビザを取得済みで、小川監督には伝えていたと告白。そのうえで「日時は未定だが、31日には遅くても沖縄に入って2月1日からキャンプにみんなと一緒に練習できる環境が整ったのでご報告させていただきたい」と、2月1日からの春季キャンプ(沖縄・浦添)に間に合うとの見通しを語った。

 また、離婚協議のため、シーズン中の5月に、一時的に日本を離れて米国入りすることになったことも明かした。

 バレンティンは現地12日(日本時間13日)に妻への監禁と暴行の疑いで米捜査当局に逮捕され、15日(同16日)に保釈されていた。