巨人菅野智之投手(24)が26日、川崎市のジャイアンツ球場で50球のブルペン投球を行った。

 低い姿勢で構えた捕手相手の後半33球には、目を見張るボールの伸びがあった。この時期のブルペンで重視する点として「まずは軸足でしっかり立つことと、体重移動」を挙げた上で「手首の角度であったりとか、課題としている点を確認している」と説明した。

 キャンプ1軍メンバーは27日に宮崎入りし、選手合同自主トレを行う。「バッターが立っていない状態で、どんなにいいボールを投げても。だからこそ、キャンプの第1、第2クールが大切になってくる」と、冷静に先を見据えていた。