FA移籍した涌井の人的補償でロッテから加入した西武中郷大樹投手(29)が26日、初めて西武第2球場を訪れ、自主トレを行った。

 球団関係者や選手にあいさつをしながら、ランニング中心のメニューで精力的に汗を流した。「緊張しました。心機一転じゃないですけど、これからもうちょっと投げ込んで、しっかり体を作っていきたいと思います」と表情を引き締めた。

 練習後には、集まったファンがサインを求めて長蛇の列。「ライオンズの救世主になって下さい」という応援の声を受けながら、1人1人に丁寧にペンを走らせていた。