ロッテのドラフト5位、アジャ・コングこと井上晴哉内野手(24)が7日、長距離砲の本領を発揮した。

 打撃投手を務めた08年ドラフト1位の左腕木村からは9打数8安打、本塁打1本に加えて右翼、中堅、左翼のフェンスを直撃する長打を放った。さらに居残り特打では、200スイングで68本の柵越えを放ち長打力をアピールした。

 井上は「今日は気持ち良かったです。社会人を経ているので僕は結果を出すしかない。1日も早くプロの投手の球に慣れたい。きょうは始めの1日です。ホームランもそうだけど、チームに足りないバッティングをしたい」と、チャンスに強い頼りになる打者を目指していく。