<2軍練習試合:西武2-8阪神>◇11日◇高知・春野

 西武のB班(2軍)の高知・春野キャンプに参加中のドラフト1位ルーキー森友哉捕手(18=大阪桐蔭)が試合前の打撃練習を終えた。左右両方向に打ち分け感覚を確認。三塁ベンチ前で視察に訪れていた阪神掛布DCと握手を交わす。「3番・捕手」で実戦デビューする。午後12時30分試合開始。

 スタメンが発表され、バッテリーは、西武が佐藤-森。阪神は藤原-岡崎。

 1回裏2死、森の第1打席は、初球の真ん中高め直球を詰まらせ二ゴロに倒れる。

 4回裏1死、森の第2打席はフルカウントからの7球目の真ん中高めの直球に差し込まれ遊飛。2打席連続で凡退した。阪神の投手は2番手小嶋。

 5回表2死一、三塁、打者北条で二盗を狙った一塁走者の荒木を森が刺す。

 6回の守備からDHに回った。5回までの守備は先発佐藤、2番手岩尾をリード、2本の本塁打を含む5安打5失点だった。

 6回2死、森の第3打席は2ボール2ストライクから内角直球を右飛。阪神の投手は3番手伊藤和。

 8回1死一塁、森の第4打席は、1ボール2ストライクから高めの直球を詰まらせ一ゴロに倒れた。阪神の投手は4番手島本。

 森のプロ初実戦は4打数無安打に終わり、初安打を次戦以降に持ち越し。試合は阪神が岡崎、原口の連続本塁打などで8得点を挙げ勝利した。