オリックスのドラフト2位東明大貴投手(24=富士重工)が11日、キャンプで初めて打撃投手を務めた。

 安達、堤に計45球を投げ、安打性は1本だけ。キレのある投球で、即戦力ルーキーの片りんを見せた。ただし本人は納得がいかなかったようで、登板後はブルペンで投球練習を行い、修正を図った。「感覚的な問題ですが、あまり良くない感じでした。久しぶりに打者に投げたのは、よかった」。13日の紅白戦で実戦デビューする予定。開幕1軍に向け、順調にステップを踏んでいる。