右肘手術から再起を期す中日吉見一起投手(29)が15日、昨年6月の手術後初のブルペン投球を行った。

 2軍読谷キャンプでオール真っすぐの立ち投げで33球。力強いミット音を響かせた。マウンドを使っての投球は昨季ラスト登板の5月7日ヤクルト戦(神宮)以来。吉見は「ここまで順調に来て、やっとブルペンに入れた感じです。でもやっぱり傾斜で投げると足が疲れますね。痛みも違和感もないです」と充実の表情。最短6月復帰を目指し、ピッチを上げていく。