日本ハム武田勝投手(35)と選手会長の大引啓次内野手(29)が軽妙トーク全開で、開幕直前ムードを盛り上げた。

 14日に札幌市内の公式ショップ「クラブハウス」で開催された「逆襲のトークバトル」と銘打ったイベントにゲスト登場。約40人のファンを前に今季の意気込み、やや脱線気味の話題を披露するなどして爆笑を誘った。

 武田勝は思わぬ悩みを吐露した。「最近、木佐貫という天敵が出てきた。若干、かぶる。つぶしにかかりたい」。おとぼけで冷静なキャラクターが重なるチームメートの存在に危機感を募らせ、なぜか打倒を宣言した。

 リーダーの大引は、大谷ら若手野手の上下関係を無視した行為が目にあまると告白した。「あいさつが『おはようございます』じゃなくてウインクしてきたりする。大谷だけじゃないんですけれど」と、会心の笑みでご立腹の内情を明らかに。ともにほのぼのムードで裏話も打ち明け、来場者を喜ばせていた。