ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が26日、神宮球場の練習で開幕万全をアピールした。フリー打撃ではバックスクリーンへ140メートル級の当たりを連発。対戦相手のDeNA三嶋は昨年、12打数5安打の4割1分7厘、2ホーマーと得意にしている。「ラッキー。彼が投げてくるストライクをしっかりと打ち返したい」と闘志をかきたてた。

 今季は打順が3番になる。警戒が強まりボールが多くなることも予想される。「打順は関係ない。四球が増えることも自分にとってはいいこと。チームのチャンスが広がるし、しっかり塁に出たい」と、フォア・ザ・チームの心構えで開幕を迎える。