<ソフトバンク4-1オリックス>◇13日◇ヤフオクドーム

 オリックスが災難に見舞われた。糸井嘉男外野手(32)が、右脇腹の違和感のため大事をとって途中交代。

 1回の打席でスイングした際に違和感を覚え、2回の守備から山本と交代しベンチに下がった。試合中に球場を離れ、宿舎でアイシングなどの治療を受けた。病院には行かず、15日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)の出場は当日の状態をみて決める。糸井はキャンプ中に右脇腹を痛め、開幕直前に復帰していた。

 また、谷佳知外野手(41)が8回の攻撃中、坂口の投ゴロで二塁へ走った際に遊撃手の送球がヘルメットを直撃。野間チーフトレーナーは「脳振とうのような感じ」と話し、試合後、谷は念のため福岡市内の病院に向かった。森脇浩司監督(53)は「2人とも火曜日(15日)には大丈夫」と問題なしを強調したが、好調なチームに、思わぬアクシデントとなった。