ヤクルト八木亮祐投手(23)が、今季初先発で中継ぎの経験を生かす。14日に神宮外苑で行われた先発投手の練習に、今季からセットアッパーに抜てきされた八木も参加した。

 高津投手コーチは「八木は明後日の先発です。いろいろ考えて、八木も本来の実力を出せていないみたいだったので」と説明し、16日の巨人戦(神宮)で先発させる考えを示した。

 八木はブルペンに入り、55球を投げ込んで調整した。「中継ぎでは良くなかったので、新たな気持ちでやりたい。中継ぎをやってみて大変なポジションだと分かったので、1イニングでも1アウトでも、少しでも多く取りたい」と意気込んだ。