<イースタン・リーグ:楽天4-3日本ハム>◇18日◇利府

 不調のため11日に出場選手登録を抹消された日本ハム斎藤佑樹投手(25)が、2軍降格後初の先発マウンドで7回4安打2失点で降板した。5回まで無失点も6回に楽天西村に2ラン本塁打を浴びた。投球内容は以下の通り。

 1回は1番森山、2番西村を二ゴロ、3番伊志嶺を一ゴロ。わずか5球で3者凡退に打ち取る好スタートを切った。

 2回は先頭の4番枡田を空振り三振。5番中川に中前打を浴びたが、6番小斉は中飛、7番内田を空振り三振に打ち取った。

 3回表に味方打線が楽天の先発ブラックリーから2点を先制。援護をもらった直後の投球は先頭の8番榎本を空振り三振。9番三好、1番森山を二ゴロで3者凡退。

 4回は先頭の2番西村に中前打。3番伊志嶺はボテボテの三ゴロで1死二塁。4番枡田の3球目に捕逸があり、9球粘られて四球。1死一、三塁となったが、5番中川を遊ゴロ併殺打に打ち取り、ピンチを切り抜けた。

 5回は6番小斉を一ゴロ、7番内田を三ゴロ、8番榎本を二ゴロで3者凡退。

 6回は先頭の9番三好を二ゴロ。1番森山に三塁への内野安打で1死一塁となり、2番西村に右翼へ同点2ランを浴びる。失点後は3番伊志嶺を一ゴロ、守備から途中出場した4番島内を二ゴロに仕留めた。

 7回表に適時失策で日本ハムが1点勝ち越し。その裏は5番中川、6番小斉を空振り三振。7番内田を右飛に打ち取り3者凡退。リズムよく投げきり、降板した。