好調な阪神打線の中で、打率1割2分8厘と低迷が続く福留孝介外野手が21日、甲子園球場での一部選手による練習に参加した。「いろんなことを考えて」と、約30分間、長めの打撃練習を行い、不振脱出を模索した。

 前日まで3日続けて試合前練習で早出特打に汗を流し、この日も練習後には和田監督、関川打撃コーチらと話し込んだ。監督は「ミニキャンプの4日間。打ち込んで、走り込んで、振り込んでよくなるタイプだから。もう一息だね」とベテランの復調に期待を寄せた。