<ロッテ5-8広島>◇15日◇QVCマリン

 ロッテが中継ぎ陣のまさかの乱調で逆転負けした。3番手で7回からマウンドに上がった益田直也投手(24)が、1死満塁のピンチを招くと、エルドレッドに本塁打を打たれた。ボール球にしようと思った球が、真ん中に吸い込まれた。続く8回には上野大樹投手(27)が中東に2ランを浴びた。流れを止められなかった。

 前日14日に打たれた松永をリフレッシュのため入れ替え。服部を昇格させて臨んだ試合だったが、中継ぎ陣の疲労は松永だけではなかった。伊東勤監督(51)は「ずっとカルロス・ロサや益田もキレがなかった。代わりを探しているけどなかなかいない。上野も出ては打たれる。2軍にもいないし、厳しいですね」と頭を悩ませた。