<中日0-5西武>◇17日◇浜松

 中日ドラフト1位の鈴木翔太投手(19)が故郷浜松でプロ初登板した。4点ビハインドの8回から登板。いきなり先頭金子侑を真っすぐで空振り三振に取る上々のスタートを切った。

 続く秋山には初球138キロ真っすぐを右中間スタンドに運ばれ初被弾。だがこの日4安打と好調な渡辺を遊ゴロに仕留めると、栗山への四球をはさんで4番中村は真っすぐで遊ゴロに抑えた。これをエルナンデスが弾いて2死一、二塁となったが、最後は5番メヒアを外角低めの真っすぐで見逃しの3球三振に斬った。

 1回を投げ、1安打1四球2三振で1失点。鈴木翔は「緊張しましたが、先頭打者を三振に取れてよかったです。でも甘く行くと長打になってしまう」と反省を踏まえてコメント。

 故郷デビューについては「多くのファンに迎えられてうれしかったし幸せ。3つのアウトはいい経験になりました」と、笑顔で振り返った。