オリックス森脇浩司監督(53)が親友をしのんだ。7月20日は広島で「炎のストッパー」と呼ばれた故津田恒実氏(享年32歳)の命日。指揮官は現役時代に深く付き合い、特別な思いで迎える1日だ。

 「僕にとって、特別な日。野球が当たり前にできると思うが、決して当たり前じゃない。グラウンドに立って、試合できることに感謝する。あらためて気づかされる。自分のため、家族のため、チームのために最善を尽くすことを確認できる日だと思う」。

 首位のチームは神戸第2で全体練習を行った。21日からは日本ハムを迎え、3連戦に臨む。「ペナントレースは今の構図でいくとは考えられない。そうなった時に、アジャストすればいい。1戦1戦の積み重ねていくことが大事」。後半戦も1戦必勝の姿勢を貫く決意を見せた。