不調の中日高橋周平内野手(20)が20日、ナゴヤドームでの全体練習に参加し、長嶋清幸外野守備走塁兼打撃コーチ(52)の熱血指導を受けて振り込んだ。

 右肘故障で戦線離脱したルナに代わり、14日に今季初昇格したが8打席ノーヒット。その要因を長嶋コーチは「上と下が合わないといけない」と、バラバラで連動していない上半身と下半身にあると身ぶり手ぶりで説いた。

 77スイングで7発の柵越えも披露した高橋周は、「結果を残さないと意味がない。少しでもチームに、勝利に貢献したい」と悲壮な決意。

 21日からの地元横浜でのDeNA戦で、まずはきっかけの今季初安打を打ちたい。