元巨人球団代表兼GMの清武英利氏(63)の解任を巡る訴訟が18日、東京地裁で結審した。大竹昭彦裁判長は判決を11月27日に指定した。

 清武氏側と読売側、両者とも新たな主張はなく、開廷からわずか5分で閉廷。上下黒のスーツに身をまとった清武氏は、淡々とした表情で裁判所を後にした。6月の口頭弁論では、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長(88)と同氏が法廷に立ち、主尋問、反対尋問を行った。