楽天の新人選手が19日、宮城・仙台市内のニッカウヰスキー仙台工場を見学した。雪がしんしんと降る厳しい寒さだったが、醸造方法やたるの火入れなどを熱心に見つめた。

 同社の創業者、故・竹鶴政孝氏はNHK連続テレビ小説「マッサン」のモデル。理想のウイスキー醸造のため、北海道・余市の蒸留所の次に作られたのが宮城峡蒸留所だという。

 説明を聞いたドラフト6位の加藤正志投手(25=JR東日本東北)は「自分の意志を貫いてニッカウヰスキーを築き上げたのはすごい。自分も意志を貫いていきたい」と感動した様子。名前も「まさし」であることから「ニックネームはマッサンでいきます!」と楽天のマッサンとなることを宣言していた。