巨人は20日、東京・大手町の球団事務所で今年最初のスカウト会議を行った。今秋のドラフト会議に向けて、約170人をリストアップ。

 山下スカウト部長は「投手が多い。Aランクは6人ぐらいかな」と話し、駒大・今永昇太投手(3年=北筑)、明大の上原健太投手(3年=広陵)と高山俊外野手(3年=日大三)、慶大・谷田成吾外野手(3年=慶大)、県岐阜商・高橋純平投手(2年)、東海大相模の吉田凌投手(2年)と小笠原慎之介投手(2年)の名前を挙げた。

 例年よりもB、Cランクの選手が約30人も多いだけに、山下部長は「これからBの選手がAになることもある。いい選手はいるからじっくり見ていく」。それでも最速152キロ右腕の高橋については「体もあり直球も速く変化球のキレもある。全部良いものを持っている。いい投手なのは間違いないみたい」と特Aランクに近いと評価した。