日本ハムの即戦力左腕、ドラフト5位の瀬川隼郎投手(28=室蘭シャークス)が器用に右投げを披露した。

 30日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷の室内練習場で自主トレ。同1位有原とのキャッチボールでは右投げで行ったが、ルーキーらしい事情があった。「グラブを2つとも沖縄に送ったので、ないんです」。社会人時代までのグラブも北海道にある自宅に置いてきたため、手元に予備のグラブがなく、同6位の立田から拝借。難なく右投げで有原のキャッチボール相手を務めた。

 「左投げばかりなので、バランス良く投げるために社会人時代も、たまにやっていました」と、左で投げられないストレスを右で発散していた。