ソフトバンク松坂大輔投手(34=メッツ)が15日、ブルペンで変化球を多めに97球を投げ込んだ。

 「実戦を意識したもの、フォーム修正を意識したものを分けて投げた。きょうの方が実戦的な意識は強かった」。終盤にはギアを上げ、投球時に声が出るほど熱がこもり「腕を振れるようになるとそうなりやすい。やっと投球練習ができるな、という感じ」と手応えをにじませた。

 キャンプ中には実戦に登板しないことが決まり、佐藤投手コーチは「(開幕までに)4試合くらい投げてもらう。福岡に帰って早々には投げてもらわないといけない」と説明した。