<都市対抗野球:JX-ENEOS3-1JR東日本>◇23日◇決勝◇東京ドーム

 JX-ENEOS(横浜市)がJR東日本(東京都)に競り勝ち、前身の日本石油以来51年ぶりの大会連覇を果たした。これで11度目の優勝となり、チームが持つ最多優勝回数を更新した。先発のプロ注目右腕・三上朋也投手(法大=24)が7回途中を3安打4奪三振1失点と好投。140キロ前半の直球とキレのあるスライダーで相手打線に的を絞らせなかった。

 大久保秀昭監督(44)は「連覇の重圧もそうだけど、結果が出せなくてクビと言われるんじゃないかという重圧もあった。選手を信じてやってこられて、本当に良かった」と優勝に笑顔を見せた。