広島山崎立翔2軍監督(49)が「改革」に着手した。2月末から2軍選手に「茶髪、ひげ禁止令」を出した。同監督の発案で、他にも厳しい規則を実施している。広島・大野寮のボードには「遅刻罰金2万円、門限破り3万円。朝食抜きは1万円。茶髪、ひげは禁止。靴のかかとを踏まない」という張り紙が出されている。「私生活から変えようということ。ルールを守れないやつは外す。選手には人間的に成長してほしい。髪を染めたりしたければ、1軍に上がってからやってほしい」。昨年、一昨年はなかった「朝の体操」も午前7時半から行っている。広島の2軍は昨年まで2年連続ウエスタン最下位。「1軍と2軍は違う」という同監督の言葉が選手に届けば、上を脅かす人間がもっと出てくるはずだ。