ジェフが大トリ登板!

 阪神ジェフ・ウィリアムス投手(35)が16日の巨人戦(東京ドーム)で今季初登板する予定だ。14日は甲子園で調整し、実戦に備えた。これまで万全に整えるために1軍投手陣でただ1人、今季の実戦に登板していなかったが、急ピッチで調子を上げていく。

 「大丈夫だよ。状態はグッド!

 長いこと我慢して(登板を)待っていたからね。ガンバリマス!」。ウィリアムスは登板予定だった5日広島戦でのプレーを回避。「寒いし、年齢も年齢だからゆっくりやっていきたい」とマイペースで調整していたが、ようやく登場。盟友の藤川、久保田も順調で、JFKの足並みもそろう。

 3・28開幕へ。久保チーフ投手コーチも「ノープロブレムです。開幕までに1イニングで、3回くらい投げる。それで(調整は)完了。そろい踏みですね」と来日6年目の助っ人左腕に全幅の信頼を寄せる。昨季は60試合に登板し、防御率0・96を誇った。北京五輪を目指したオーストラリア(最終予選で敗退決定)の代表メンバー入りも辞退するほどに、V奪回への思いは強い。若い中継ぎ投手陣の兄貴分として、好スタートを決める。【酒井俊作】