オレ竜が右の2枚看板で交流戦を締める。交流戦最後のカードとなる21日からのロッテ戦(ナゴヤドーム)に先発が予想されるのは北京五輪代表候補に“内定”した川上憲伸投手(32)と、復調してきた中田賢一投手(26)だ。チームは3連勝中でロッテに連勝すれば交流戦を5割で乗り切れる。交流戦過去3年で1度だけ負け越した05年はV逸。嫌なジンクスを振り払うためにも連勝したい。
交流戦最多の通算13勝を誇る川上はナゴヤ球場でブルペン投球を行った。「連勝すれば5割?
交流戦がすべてではない。とにかく勝っていくことが大事です」。北京五輪代表・星野監督が19日の候補選手発表を待たずに「憲伸は中(リリーフ)もできる」と名前をあげたほど信頼度の高い竜のエース。視線はリーグ再開後まで見据えていた。
“交流戦男”にもう1つ縁起のいいデータが加わる。川上は昨年9月からナゴヤドームで11戦無敗(5勝)を継続中なのだ。本拠地との抜群の相性については「たまたまでしょう。ドームで強いけど、外では弱いということじゃないですか。まあドームの雰囲気は好きです」と笑った。その姿には余裕すら漂っていた。
また前回登板オリックス戦で7試合ぶりの白星をあげた中田はランニング中心のメニューを消化。「結果が1番の薬です。直球も変化球もよくなってきました」。制球を求めるあまり球威が落ちたことを落合監督に指摘されたが、徐々に本来の直球が戻ってきた。指揮官自らが首位追撃のキーマンと指名した中田が白星でどう変わっていくかも注目される。【鈴木忠平】



