<ヤクルト5-0横浜>◇8日◇神宮
04年の新人王が輝きを取り戻した。4勝目を挙げたヤクルト川島亮投手(26)は、お立ち台で今季最高の投球を興奮気味に振り返った。「今まで打線に助けられてきたので、今日は絶対に抑えてやろうと思った。気合入ってました」。5回までノーヒット投球。6回2死から金城に右前へ初安打を許したが、気落ちすることなくスコアボードにゼロを並べた。今季最長の7回を投げ1安打無失点に抑えた。
2年目以降は故障に泣かされ続け、昨年11月に右肩のクリーニング手術を受けた。再発への不安から思い切り腕を振れず、変化球でかわす投球が目立った。だが、この日は力でねじ伏せた。「今日は直球主体の投球ができたから、フォークも生きた」。右肩への負担を考えて7回99球で降板したものの、直球は146キロをマークするなど新人時代の球威が戻ってきた。
2連勝でクライマックスシリーズ進出圏内の3位巨人とのゲーム差は3に縮まった。川島亮の復活、そして2軍で調整中のゴンザレスも復帰間近。先発投手陣の駒不足が解消されつつある状況に、高田監督は「(CS進出の)希望はありますよ」と手応え十分。川島亮は「今のところ右肩に不安はない。先発やっている以上は最後まで投げたい気持ちはあります」と、05年以来の完封白星を今後の目標に掲げた。【広瀬雷太】



