左手首痛で別メニュー調整が続いている日本ハム中田翔内野手(19)が実戦復帰へ向けて14日に精密検査を受けることが、分かった。6月14日のイースタン・リーグ西武戦で左手首の痛みを訴えて離脱後、検査を受けるのは初めて。その後から2軍戦を欠場してリハビリに専念してきた。すでに軽めの練習を再開。都内の病院で負傷部分の最終チェックを行うことを決めた。

 苦悩する怪物ルーキーが、ようやく最終関門にたどり着いた。7月8日にティー打撃を再開して回復傾向を見せており、都内の病院で専門医の判断を仰ぐことになった。球団トレーナーの所見では「左手首の打撲」。中田が「内視鏡手術が必要かもしれない」などと重傷との自己判断をしていたが、球団側はこれまでは検査を受けさせず、慎重に経過を観察してきた。今回の検査で問題がなければ、実戦復帰させる方針だ。

 メンバー入りしていた8月2日のフレッシュ球宴(山形タカスタ)は当初、辞退も視野に入れていたが、ゴーサインが出れば、出場への道が開ける。出場可否を判断するデッドラインを、26日からの楽天2連戦(青森)に設定。球団幹部は「そこまでに試合に出られていなかったら(球宴出場は)ない」と話した。その試合までに復帰できれば、球宴へは参加の方針。中田の“重病説”を一掃する診断結果なら、巻き返しへの道が大きく開ける。